統合失調症

弊社は茨城県保健福祉部障害福祉課、精神保健福祉及び各市町村保健所、精神障害患者移送指定事業者として委託を受けている精神疾患者搬送の事業者です。弊社では都道府県を問わず、ご家族様では手に負えない患者様の移送を承っております。
どうしても説得に応じなくて困っている、病院に連れて行きたくても連れていけない、今にも自殺しそうで気が気ではないなど、どうすることもできなくて最悪の事態になってしまう前に、何卒弊社にご相談ください。


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統合失調症とは

統合失調症は特殊な病気でもこわい病気でもなく、早く気づいて、早く治療を始めることができれば、すみやかな回復が見込める病気です。幻覚や妄想などの症状があり、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、古代ギリシャ時代から似たような病の存在は知られていました。一般的には遺伝子と環境の両方が要因となって発症すると考えられていますが、原因は現在でも不明とされています。

以前(明治時代)から日本では「精神分裂病」と訳されていた病名が、2002年の精神神経学会総会で「統合失調症患者であっても、理性が崩壊するとは限らない」などの理由から「統合失調症」と訳されました。これは精神機能の統合が乱れている状態という意味を表したもので、回復が可能であるというニュアンスが込められています。

患者さんの割合は世界で約0.5%?約2%ほどと言われており、これは消化性潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)の1-2%や喘息の3%の患者さんに近いものとなっており、最近騒がれている結核の患者さん(0.02%-0.05%)と比べると約10倍以上となっております。また、1963年(昭和38年)の厚生省の調査では、精神分裂病が0.23%であったことから、現在では特に増えてきているものと言えます。実際の患者さんにはそのときの状態によって、普通の人とまったく見分けがつかない人もいます。近くにいる家族が、良く観察してあげることが大切です。

なりやすい人

10歳代?20歳代に発症することが多く、小児や高齢者にもみられます。また、30歳代?40歳代では妄想型の発病が多いといわれています。男性と比較して女性は平均発症年齢が遅く、閉経後にも小さな発症のピークがあるといわれています。また、完全主義・正義感・几帳面など、とくに物事に対して妥協することができない性格の人に多い傾向があります。

主な症状

統合失調症には大きく分けて2つの症状があります。
陽性症状というのは、幻覚や妄想など、通常は見られないものが見られることで、統合失調症で多い割合を占めています。多くの場合がこの症状で、ひどくなると現実の世界とは別に患者さんの世界ができてしまい、そのなかでは周囲の人まで敵に見えてしまいます。こうなってしまうと家族でも敵と思ってしまい、病院に行くと殺されると思ってしまいます。そのため病院に行くことを極端に嫌がり、大声で助けを求めるのも、これらが原因となっている場合が多いものです。
陰性症状というのはその逆で、普通のことができなかったり、その能力が鈍っていることを言います。通常は自分が病気であることを認識しにくくなります。そのためそのことを他人に説明することが難しく、周囲からは「社会性がない」「気配りがない」「素っ気ない」「怠けている」などと誤解されることがあります。
以下はそれぞれの症状の特徴です。

陽性症状

陰性症状

病気の経過と症状の変化

大丈夫だと思う前に

自分では大丈夫だと思っていても、脳に腫瘍ができていたり、てんかんのような病気があったりと、場合によってはこの病気と全く見分けがつかないケースがありますので、特に早めの受診をおすすめします。 周囲が入院に躊躇している間にも病状の進行はあるものです。それで治療のタイミングを逃してしまったり、患者さんの自殺など最悪の結果に至ることのないようにしなければなりません。精神科には「医療保護入院」の制度があります。患者さん本人が嫌がっていても、最悪の事態を避けるためにも、早急に決断し、精神科医を受診することをおすすめいたします。

患者さんを責めないでください

幻覚や妄想によって精神に疾患があると、周囲の人が敵に見えてしまい、たとえ家族であろうと、会うことを拒んだりするようになることがあります。このときの患者さんは、非常に不安になっており、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえ、まるでお化け屋敷のなかにでもいるかのようなものです。わずかな物音で過剰に反応したり、耐えきれなくなって大声で助けを求めたりすることがあります。医師が注射でもしようものなら、本当に殺されてしまうような恐怖を感じるでしょう。 しかしそれらは全てこの精神疾患のために起こるものです。決して患者さんを責めずに、安心して受診や治療が行えるようにしましょう。患者さんが苦しむことを見るのは心が痛いものです。このあとにある自殺行為など最悪の事態を考えると、早急に精神科医を受診することをおすすめいたします。

原因と治療

統合失調症の原因についてはまだ良く分かっていませんが、ドーパミンなどの脳内神経伝達物質が関係していると言われています。そのため正常な思考ができない、異常な思考をするなどの症状が現れると言われています。現在では依存性の少ない新型の抗うつ薬や抗精神病薬(脳内伝達物質などに働きかけるもの)の効果も実証されており、一般的に投薬による治療と精神療法などが併用されています。

保険と医療費について

統合失調症は精神障害者保健福祉手帳が交付対象となる疾患です。障害の程度により重い順に1級、2級、3級があり、その等級によって障害基礎年金(年額80万?100万円程度)の受給申請をすることができます。また公費による医療費の補助(一部負担から全額免除まで)なども受けられます。これらの申請等には医師の診断書が必要になります。詳しい手続きなどは診断書をお願いしたときに、病院で教えていただけます。

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